を開催しました。
 
 昨年、テレビに登場した健康分野のワードのうちで、病名や症状名でもっとも多かったのが「認知症」という言葉だと言われています。関心が高まっている背景には、65歳以上の4人にひとりとも推計される認知症や予備軍の方の多さと増加のスピードの速さがあります。いまや一部のひとの健康問題だった時代は終わり、認知症は明らかに現在、あるいは近未来の「我が家」の問題なのです。最新医学をもってしても、認知症を完治させることも、完全に予防することもできませんが、今注目され始めているのが、口のもつさまざまな役割や機能を見直すことです。食べる、話す、噛む、飲み込むこうした人間としての基本的な機能を良好に維持することで仮に認知症となってもその経過やQOLの維持に、大きな成果が生まれるためです。第一線の研究者の発表や、実際に介護をする家族、ケアマネジャーの知見をお伝えしました。
 
日 時:平成28年6月5日(日) 13:00~16:00 (受付開始12:30~)
場 所:名古屋商工会議所大ホールにおいて開催しました。
主 催:NPO法人 ハート・リング運動 中日新聞社
後 援:日本歯科医師会、愛知県歯科医師会、日本医師会、日本看護協会、厚労省
協賛:株式会社ロッテ
司会:薮本雅子氏(元日本テレビアナウンサー)
第1部 講演
講演1
「大規模調査から見えてきた歯の健康と
認知症との関係」
神奈川歯科大学 
大学院歯学研究科 口腔科学講座(社会歯科学分野) 教授
山本龍生 氏
講演2
「脳を使う咀嚼法」
新潟大学口腔生理学分野教授 日本咀嚼学会
山村健介 氏
講演3
「食べることは生きること」
~認知症と食事について~
新潟大学口腔生理学分野教授 日本咀嚼学会
中村育子 氏
第2部 パネルディスカッション
「認知症の実際 暮らしのなかで考える認知症
 あなたとご家族のための、介護・生活が求めるもの 主に食をテーマに」
国立長寿医療研究センター 医療安全推進部長
もの忘れセンター副センター長 <神経内科医>
武田章敬 氏
 
福岡クリニック・訪問管理栄養士
中村育子 氏
 
公益社団法人認知症の人と家族の会理事<ケアマネジャー>
鈴木森夫 氏
NPO法人ハート・リング運動 介護家族
早田雅美

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