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基調講演 13:40〜14:10
大久保 満男
Okubo Mitsuo
日本歯科医師会会長
歯科医療は健康寿命を延ばせるか
わが国の急速な高齢化は、様々な課題を我々に突きつけています。とりわけその中でも、認知症は、患者数の増加のみならず、家族や社会の大きな負担という重く厳しい課題として捉えられています。ややもすると、過剰に深刻な事態として捉えられがちです。だからこそ今必要なのは、認知症に対する正しい理解であり、それを深めることによってポジティブに向き合う姿勢と「認知症にやさしい社会」を実現することだと思います。
超高齢社会において、良好な口腔環境は、いつまでも自分の口で、自分らしく食べつづけてゆくための前提です。そのことが、全身の健康状態にも大きく関与するのです。口腔環境次第でアルツハイマー型認知症の予防にも繋がる可能性があるという私たちの調査結果もご紹介しながら「超高齢社会だからこそ歯科が大切」である理由を分かりやすくご説明いたします。
是非今日からの生活にお役立てください。
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