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メンバーからのメッセージ

あなたの力を貸してください。
医療だけでは認知症は救えないのです。
 
「病を診ずして、人を診よ」医学生がはじめに教えられる有名な言葉です。認知症ほど、この言葉が当てはまる疾患はありません。その人を 見つめ、症状だけではなく性格や生活にあった治療・ケアを提供すれば、病気の進行や症状をやわらげることができるのです。私たち医師はかかりつけ医とし て、これからも、そして一層、正しい早期診断と適切な治療の充実ために日々努力していきます。ですが、医療の力だけで認知症を救うことはできません。地域 との連携、周囲のあたたかいまなざし、みなさんひとりひとりの支えが必要なのです。日本では、65歳以上の10人に1人、認知症の症状がみられます。40 代で発症するケースも増えています。認知症を「身近な健康問題」だと理解し、早期発見と正しい治療を心がけ、社会全体で支援していきましょう。
 
今村 聡
NPO法人ハート・リング運動 代表理事
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